コンピュータのCPUやメモリなどに代表される集積回路(IC: Integrated Circuit)を製作する技術である”半導体製造技術”を用いて、電子部品だけでなく、機械の部品も一緒に作ってしまおうという考え(コンセプト)で生み出されたのがMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)、日本語では、微小電気機械システム(マイクロマシン)です。MEMSと書いて、”メムス”と呼びます。
マイクロナノ工学研究室(鈴木孝明 教授と田中有弥 准教授による連携研究室)では、Society5.0,Industry4.0を代表とするIoT(Internet of Things)応用とバイオ医療応用を目的として、機械工学・電気電子工学・情報工学を融合したマイクロナノ(MEMS)工学を中心とした基礎的研究から産業応用展開までの世界トップレベルの研究を通じた有機デバイス統合研究(ポリマーMEMS研究)にまとめ、群馬大学発とする新たな価値創出に繋がる学術分野の構築と、産業応用・地域振興に貢献していきます。