研究室のロゴについて

 研究室の名称とロゴに込めた考えをご紹介します。
 平成20年(2008年)の春に、独立した研究室を運営するにあたり、研究室名称とロゴを制作しました。
 MEMS分野の研究では、様々なデバイスの開発を通じて、多くの異分野の人、シーズ・ニーズを持つ人を、有機的につなげることが必要です。これらの人・物・事を接続し、同期化(Synchronization / Synchronized)させることができるMEMSデバイスを創製し、社会の役に立ちたいという志を研究室名称と致しました。
 「シンク・メムス」と呼んでいます。くしくも、Think MEMSと同じ発音になりました。MEMSは先端的応用研究と見なされ、学術的な検討、体系化がいまだ十分でないと考えています。MEMSの過去・現在・未来をよく考え(Think)、他分野の理論や技術も学び組み合わせて同期化(Synchronization)することで、微小領域における最適なシステムを効率良く構築する方法(MEMS設計論)を探求し、学術・学問となるよう研究室一丸となって、努力・楽しみたいと考えています。

研究室の理念(このような研究・教育を行います)

最先端マイクロナノ加工技術(MEMS: Micro Electro Mechanical Systems)を基盤に、高機能バイオ・光・IoT(Internet of Things)システムを創製して、安心・安全な社会に貢献する。

求める学生(このような人を求めています)

自身の知的好奇心とこれまでの機械工学分野で学んだ知識に基づいて、主体的に研究に取り組むことができる学生。また、他の学生と協力して研究室やその環境を活気ある場にすることができる学生。

学生到達目標(このような人材を育てます)

世界が相手の最先端研究から,社会ニーズに基づいた応用研究までの実践により,ものづくりの生きた知識と課題探究能力を獲得する。